橘美由紀|占星術・タロットカウンセリング

占術家:橘 美由紀のサイトです。 占星術とタロットカードを使ってライフアドバイスをしています。

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【 タロットリーディング実例 】気になっている相手との関係が恋愛関係に進展するでしょうか?

 

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タロットカードを使ったリーディング

というものがどのようなものか、

私が実際に鑑定をさせて頂いた具体的な事例

とともにご紹介したいと思います。

 

以前、ご相談者の方から

こんなご相談を受けました。

 

 

【ご相談内容】

私はバツイチで息子が一人います。

私も息子もテニススクールに

通っているのですが、

息子が教えてもらっている

コーチの男性のことが

好きになってしまいました。

とても落ち着いた雰囲気の

優しい男性です。

 

でも、立場や環境的に

恋愛関係になるのは

少し難しいかなと思っています。

 

しかし離婚から10年近く経ち、

初めて男性のことが

好きになったので、

ご縁があるのかもしれないと

勝手に思ってしまう自分もいます。

 

これから先、

この方よりいいと思える男性が

現れるだろうか、

とここ半年ぐらい

ずっとモヤモヤした状態です。

 

相手の方については

テニススクールでの姿しか

わからないので、

 

  • 実際にこのコーチはどんな方か?
  • この先、進展があるか?
  • 他に良い男性との出会いがあるか?

 

ということを知りたいです。

 

バツイチということもありますが、

側で支えてくれる男性が欲しいです。

またいつか幸せな結婚生活も

送りたいと思っています。

 

 

といったご相談内容でした。

 

それでは実際にタロットを使って

リーディングしてみましょう。

 

ご相談者の方は、

気になる点はいろいろとあって

心の中がモヤモヤとした状況ではありますが、

 

このケースでは、

 

「お相手の方との現状の様子や

 お二人の関係がどのような展開に

 なっていくか?」

 

ということに焦点を当てて、

タロットカードを展開してみました。

 

 

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(1)【現在の状況】

「ペンタクルの2(正位置)」

 

(2)【障害となっていること】

「ペンタクルの7(逆位置)」

 

(3)【過去の状況】

「世界(逆位置)」

 

(4)【近い未来の状況】

「ソードのエース(正位置)」

 

(5)【深層心理】

「力(正位置)」

 

(6)【可能性として現れること】

「ワンドのナイト(正位置)」

 

(7)【本人の心境や状況】

「正義(逆位置)」

 

(8)【相手の心境や状況】

「カップの10(正位置)」

 

(9)【心の中の恐れや願望】

「カップの8(正位置)」

 

(10)【最終結果】

「ワンドの9(正位置)」

 

(11)【対策・アドバイス】

「死神(正位置)」

 

(12)【相手の見えない部分】

「恋人たち(逆位置)」

 

 

まず、カード全体を

眺めてみた時に感じられるのは、

まだ二人の関係が表面的な部分に

留まっており、

ご相談者の女性の心の中でのみ

密かな葛藤が続けられているような印象です。

 

(1)の【現在の状況】の位置に、

「ペンタクルの2(正位置)」

のカードが出ていますが、

 

絵柄を見てみるとわかるように

人物が玉を転がしているような様子が

描かれています。

 

これは絵柄のとおり、

テニススクールでお二人のご縁を

示しているようにも見えますが、

このカードが示す本質は

相手と言葉のキャッチボールをしたり、

相手のすることに反応を見せたりすることです。

 

ご相談者の女性もお相手の男性も、

テニススクールという場では

お互いに楽しく

会話を楽しんだりしている様子が

見受けられますが、

それはあくまでも表面的な

社交としての会話のようで、

深い事柄を話す間柄というまでには

至っていないように感じられます。

 

(5)の【深層心理】の位置に

「力(正位置)」のカードが出ていますが、

 

お相手の男性にもっと近づきたいけれど、

なかなか思うように距離を縮められないで

いるご相談者の心の葛藤が強く表れている

ように見えます。

 

深層心理ですから、無意識にどこかで

相手の男性に対する恋愛感情の気持に

ブレーキをかけてしまっている部分が

あるようにも感じます。

 

(7)の【本人の心境や状況】の位置に

「正義(逆位置)」のカードが出ており、

 

ご相談者の女性自身が

過去の結婚に対する思いや失敗などを

ご自身の中で少々引きずっていらっしゃる

ようなことが感じられます。

 

先ほどの(5)「力のカード」とも

合わせて考えると、

バツイチである自分にどこか後ろめたさの

ようなものを感じてしまっていたり、

相手の男性と不釣り合いなのではないかと

思ってしまっている様子がうかがえます。

 

おそらくその事がご自身の中で無意識に

恋愛に対してブレーキをかけてしまう原因に

なってしまっているのかもしれません。

 

反対に、

(8)【相手の心境や状況】の位置には、

「カップの10(正位置)」が出ています。

 

ここには家族の絵柄が描かれています。

 

お相手の男性にとっては、

現状のご相談者の女性との関係は穏やかで

楽しいものであると受け止めている様子が

感じられるのですが、しかし同時に、

このカードから、

もしかするとお相手の男性には

家庭があるのではないかと思われるふしが

無きにしもあらずです。

 

というのも、ご相談者の女性の

(9)【心の中の恐れや願望】の位置に

「カップの8(正位置)」が出ており、

 

これはこの男性の事は諦めて

他に良い出会いを求めていくご相談者の姿が

重なるからです。

 

ご相談の中で、

 

「立場や環境的に恋愛関係になるのは

 難しいかもしれません」

 

とあったのですが、

このご相談者の女性の心の中に最初から、

 

「やっぱり無理なのかな」

 

と思う気持ちが少なからず存在し、

その気持ちがカードにも反映されている

ように感じます。

 

(11)【対策・アドバイス】の位置に、

「死神(正位置)」のカードが出ています。

 

これは、

「過去を捨てて新しい未来を生きる」

ということを促すカードです。

 

現状では、お相手の男性との関係は

思うような進展が感じられず、

 

「これからどうなるのだろうか?」

 

ということが気になっていらっしゃる

段階なのですが、

 

ご相談者の心の中にまだ過去のご自身の

離婚のことが引っかかっていたり、

それが原因で男性との関係を深めていく

勇気を持てなかったり、

何か自分自身に対して引け目のようなものを

感じてしまっているような印象を受けます。

 

ご自身の中で恋愛に対する自信を少し失い

かけてしまっているようなところがあって、

そのことが今一つ関係が進展しない理由の

ようにも感じられます。

 

お子様がいらっしゃるという現実と

お子様の気持ちも考えれば、

単純にご自身の気持ちだけで

好きになった男性と恋愛関係になったり、

結婚を考えたりすることは出来ないという

気持ちを持たれるのは当然です。

 

さらに今回はプラスアルファの材料として、

最後にもう一枚

カードを出してみました。

 

それが、

(12)【相手の見えない部分】

「恋人たち(逆位置)」のカードです。

 

このカードからは、お相手の男性は、

ご相談者の女性との関係は

楽しいものであると感じつつも、

それはどこか責任を伴わない関係として

見ていることがうかがえます。

 

(8)【相手の心境や状況】の位置には

「カップの10(正位置)」が出たことからも、

 

実際にもし相手の男性に家庭があるとしたら、

ご相談者の女性はもしかしたら

一時的に遊ばれてしまうような関係に

陥ってしまう危険性も感じられます。

 

(10)【最終結果】

「ワンドの9(正位置)」のカードからも、

 

相手の男性との関係を男女の関係として

深めていったとしたら、

最終的にご相談者の女性が

痛手を受ける印象を受けます。

 

(11)【対策・アドバイス】

「死神(正位置)」のカードも

出ているように、

 

このご相談のケースでは

今は少し冷静になって、

お相手の男性とは

テニススクールでの関係は

良好な状態を保ちつつも、

恋愛への進展は諦めて、

他にご自身に見合った男性をゆっくり

見つけていく方向性をアドバイスさせて

いただきました。

 

今回のご相談のケースでは、

ご相談者の女性が過去のご自身の離婚の経験

から恋愛に対して少し臆病になっており、

 特に、

 

「恋愛をしたい気持ちはあるが、

 無意識の中で今一つ深い関係に

 進展するのを自らが恐れていること」

 

などが感じられました。

 

そういった「無意識」が、

恋愛相手として現時点では自分にとって

ふさわしくない相手を引き寄せてしまって

いる場合もあります。

 

このようなケースでは、まず一番大切なのは、

 

「過去の後ろめたさや自信を失ってしまって

 いる自分自身を手放すこと」

 

が先決だと感じます。

 

(11)「死神」のカードが示すように、

そういう過去を手放すことができて初めて、

自分にとって本当にふさわしい相手が訪れる

のだと感じます。

 

今回のリーディングの結果を

大まかにまとめると、

 

 

 

(POINT)

 

  • まずはご相談者ご本人の恋愛に対する
    気持を入れ替えることが大切。

     

  • バツイチであるということに
    後ろめたさを感じないようにする。

     

  • 寂しいからといって恋愛を求める
    気持があるとしたら
    その気持ちは手放すこと。

     

  • そうすることができた時に
    本当にふさわしい
    相手と出会うことができる。

     

 

 

このようなことが

大切になってくるのではないかと思います。

 

過去を引きずっていたり、何か後ろめたさの

ようなものを感じた状態でいると、

今の自分にとってふさわしくない相手が

現われてしまいます。

 

本当の自分自身を見せられない相手とは

真の信頼関係を築けないですし、

逆に、相手に対する疑念や疑いを持ったり

することで、場合によっては

相手に遊ばれてしまう危険性も

あるかもしれません。

 

お子様がいれば新しく恋愛をしたり、

その先の結婚までを考えたりすることに臆病

になったり慎重になるのは当然のことです。

 

ご自身の過去に囚われて

身動きが取れなくなっていたり、

罪悪感などを感じたりしているとしたら

そのような必要はありませんし、

人生を丸ごと受け止めてくれる男性を

パートナーとして選ぶべきであると感じます。

 

今回のタロットで出た、

 

(11)【対策・アドバイス】

「死神(正位置)」のカードにもあるように、

 

「過去の思いは捨てて、

 新しい人生を生きる」こと。

 

そして

 

「幸せになりたいと思う

 気持ちを忘れない」こと。

 

これが自分にとって本当にふさわしい

出会いを引き寄せるために、

一番大切なことだと思います。

 

 

このようにタロットカードは、

自分自身で気づいていない

潜在意識の中に深く潜り込んで、

その時に必要な答えを導き出すのに

役立ちます。

 

 

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