【 2020年11月30日 双子座の満月 】自分自身の力で生きていく力を身につける
今日は、11月30日に起こる満月について
見てみたいと思います。
動画の方は、毎月の新月・満月図の中で最も
気になる要素に重点を置いた、
ワンポイントアドバイスのような形になって
います。
記事を読む前にご覧いただくと、今回の満月
の特徴がより理解できると思いますので、
よろしければぜひご覧くださいね。
こちらの記事では、
動画では触れなかったポイントや、
サビアンシンボルなども交えながら
より詳しく解説をしていきたいと思います。
「サビアンシンボル」とは、
12サインの度数
（牡羊座1度～魚座30度まで
全部で360の度数があります）
一度一度につけられた固有のシンボルで、
占星術における12サインを
より細密化して
リーディングすることができます。
満月は、新月で立てた目標の達成や
その見直しをするのに良いタイミングです。
また、満月の日を境にして月の光は徐々に
失われ新月へと向かうことから、
今の自分にとって不要なものを手放したり、
次の目標へ向かうための整理のタイミング
とも言えます。
みなさんもぜひ、今現在の自分の目標を
見直したり、さらなるステップを踏み出す
時に、新月時や満月時のエネルギーを活用
しましょう。
さて、今回の満月図です。
今回は双子座8度での満月です。
今回の満月図なのですが、
6ハウスにある射手座の太陽と向い合せに
なっていることを除いて、その他の天体群と
主だった角度を取っていません。
そのため、今回の満月は月が孤立している
ようにも見えるのですが、そこに重要な意味
があるのではないかと感じます。
まずは今回の満月のサビアンシンボルを見て
みましょう。
サビアンシンボルは、
双子座8度に一度足して、双子座9度の
「矢で満たされた矢筒」
です。
これは、強い意志と集中力で、
限界を突破するような力、突き抜けるような
力を表すシンボルです。
今回の満月図では、月が他の天体と主だった
角度を取っていないと言いましたが、
実は細かいところを見ると、月が7ハウスに
ある山羊座の冥王星（木星・土星も含む）と
135度というマイナーアスペストをとってい
ます。
今回の新月図で唯一、
月が角度を持つアスペクトであるので、
今回はこの部分に注目してみたいと思います。
以前から何度かお話しているように、
今年は時代の大きな転換期です。
来月の冬至の頃に向けて、
山羊座にある冥王星・木星・土星という
3つの強力な天体の作用により、
社会構造は現在進行形で大きく変化を遂げて
いる最中です。
今回の双子座の月は、
これら山羊座にある冥王星・木星・土星と
角度をとっているわけですが、
山羊座というのは、「会社や組織に所属する」
ということを意味しています。
それに対して、12ハウスの月というのは、
会社や組織のようなものとはどこか対極的な
立場で、
「一人でやっていくこと」
「一人であること」
といったことが感じられます。
先ほどの「矢で満たされた矢筒」という
サビアンシンボルとも併せて考えてみると、
この12ハウスの月は、会社や組織から離れ
たり、場合によっては孤立したようにも思え
る状況になったとしても、
強い気持ちを持って、
「自分の力で立っていくこと」
「自分の力で生きてくこと」
を促しているように感じられます。
今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、
今まで当たり前としてあった生活が
一変した方もたくさんいらっしゃるのでは
ないかとも思います。
7ハウスにある冥王星・木星・土星ですから、
今まで自分を取り巻いていた人間関係が
ここで大きく変化する可能性もあります。
特に、冥王星・土星の浄化作用によって、
この満月では自分にとって不要な人間関係は
淘汰されていきますから、
大切なのはその関係に執着をしないことです。
この時期、今までなじんできた事や大切だと
思ってきたもの・人・場所などが大きく
変わってしまうことがあるかもしれません。
しかし、
「そうあるべきだから起こっている」
ことなので、その変化を受け入れて
次の時代に向けて心穏やかに、そして、
軽やかに過ごすことを大切にしましょう。
今回は、10ハウスという社会性を表す場所に
牡羊座の火星も入っています。
今まで拠り所としていたような場所が
たとえ無くなってしまったとしても
そこだけに頼らずに、
「自分の力で生きていく力」
を身につけることが大切であると言えると
思います。
満月は心を解放したり、
不要になったものを手放していくのに
最適なタイミングです。
今回の満月のパワーを使って
不要なものは手放し、
来月の大きな転換期を迎えてくださいね。
