【 有名人のホロスコープ分析 】スティーブ・ジョブズ
有名人のホロスコープを題材にして
人生を考えてみたいと思います。
人生を振り返ってみると、
私の人生の転機の時には、
なぜか不思議と「Apple」が現れてくるので、
第1回目はスティーブ・ジョブズにしました。
個人の生まれた瞬間に与えられた個性は、
その人の生まれた瞬間に
東の地平線に上がってきた
「アセンダント（ASC）」
というポイントで読みます。
アセンダントは、ホロスコープの中で
とても大事なポイントです。
「自分」という存在を
この世に送り出すための強い意志のような
ものが働くポイントであると考えています。
スティーブ・ジョブズの場合、
アセンダントは乙女座の22度です。
サビアンシンボルは、
それに1度足した度数となるので、
乙女座の23度のシンボル
「動物のトレーナー」
です。
これは、
磨かないと埋もれてしまうような
能力や資質を、訓練で引き出すことに
長けていることを表すシンボルです。
ジョブズの場合、
部下や社員を叱咤激励しながら、
その能力を引き出していくことに
長けていたのではないかと思います。
以前、あるインタビューか何かで
目にしたのですが、
「お前の仕事はクソだ！」
というのが、
ジョブズの口癖だったとのことです。
乙女座というのは、
完璧主義な傾向が強く、
重箱の隅をつつくような
批判的な側面を持っています。
パワハラまがいの言葉で
部下の尻を叩いていたジョブズですが、
インタビューの中でジョブズは
こうも語っています。
「本当に優秀で、
本当に頼りになる相手のために
自分ができるいちばん大切なことは、
彼らがそうでないとき──
彼らの仕事が期待以下だったときに、
それを教えてあげることだと思う。」
このジョブズの言葉の中に、
まさしく乙女座23度のシンボル、
「動物のトレーナー」を見る気がします。
人生を作り出す上での力や
目的意識を表す太陽は、魚座の5度。
2ハウスにある海王星と
若干オーブ広めですが、
トライン（120度）をとっています。
海王星は想像力豊かな天体で、
芸術性や美的感覚に優れます。
アップル製品の美しさは、今では世界中の
誰もが認めるものではないかと思いますが、
それはやはり、
創業者スティーブ・ジョブズの
「ダメ出し」と、
彼の生まれ持った美的感性が
功を奏した結果ではないかと感じます。
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