橘美由紀|占星術・タロットカウンセリング

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【 2020年10月17日 天秤座の新月 】魂の奥底の声をキャッチして、新しい自分に生まれ変わる

 

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明日は天秤座で新月が起こります。

日本での時間帯は早朝の4:30頃です。

 

このサイトでは、

サビアンシンボルなども取り入れながら、

毎月の新月・満月図のホロスコープ分析の

記事もアップしていますので、

ぜひ読んでみてくださいね。

 

「サビアンシンボル」とは、

12サインの度数

(牡羊座1度~魚座30度まで

全部で360の度数があります)

一度一度につけられた固有のシンボルで、

占星術における12サインを

より細密化して

リーディングすることができます。

 

新月の日を境にして、

月は徐々に光を取り戻し始めます。

 

失われた光を取り戻しながら

また次の満月へと向かっていくことから、

新月は新たな目標を立てたり、

物事のスタートを切るのに良いタイミング

です。

 

また、満月で達成された目標を

さらに次の段階へ成長させるために、

必要な調整を図るのにも良いタイミングです。

 

満月から新月に向かうまでの間に

不要なもの手放したり

気持ちの整理を済ませ、

新月では気持ちを新たにして

目標に向かって進んでいきましょう

 

それではさっそく、

今回の新月図を見てみましょう。

 

 

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日の出よりも少し前ということで、

太陽と月は1ハウスにあります。

 

太陽・月ともに天秤座の23度で、

サビアンシンボルは

 

「蝶の左側にある三番目の羽」

 

(サビアンシンボルは1度足して読むので、

 天秤座24度のシンボルになります)

 

蝶の「三番目の羽」というのは、

言ってみれば霊的な受信機のようなもので、

魂の深層の奥深くにおいて、様々なものを

キャッチすることを表しています。

 

「自分ではよく分からないけれど、

 何かに導かれるように

 新しいことを始めていた」

 

「自分の中に直観めいたものが

 湧き上がってきて

 どうしてもそれが頭から離れない」

 

というようなことも

この時期には多くなるかもしれません。

 

でも、そのような直観に従って

決断したことや、

自分では思ってもいなかったのに

気がつくとそのような状況になっていた、

というようなことは、

後になって振り返ってみた時に、

 

「あの時はあれで良かったんだ」

「あの時の状況があったから今の自分がある」

 

と思えることも実に多いのです。

 

そのようなシンボルをもつ太陽と月は、

牡羊座の火星と180度、

山羊座の木星・冥王星・土星のセットとは

90度をとっており、

これらの天体でTスクエアという

非常に緊張した形をとっています。

 

山羊座の木星・冥王星・土星は4ハウスから

新月に影響を与えているので、

自分の中で無意識に導かれるように

決断したことや、湧き上がってくる思いから

生じた行動や言動などが、家族や親しい友人、

職場の人達など、普段関わりのある身近な

人達から見ると、

 

「急にどうしたの?」

 

と言われてしまうようなことも

あるかもしれません。

 

場合によっては、

あなたの言動にいちいち文句をつけてきたり、

非難するような態度を見せてきたり、

時には足をひっぱられるようなことも

あるかもしれません。

 

でも、一度生えた「三番目の羽」は

きっと消えることはないでしょう。

 

自分の本質が告げていることをキャッチして

しまった人は、どんどんと新しい自分に

生まれ変わりたくなるものです。

 

同時に、今まで自分の身近にいた人が

自分の手から離れていってしまうように

感じると、人間というものは、

その人を捕まえたり追いかけたくなったり、

場合によっては、

その人の邪魔をしたりしたくなってしまう

こともあるのかもしれません。

 

余計な摩擦や反発を生まないためには、

それらの人々や環境と

上手くバランスをとりながら、

それでも自分の直感の導くままに、

強い意志を持って新たな人生にシフトして

いくのが理想ですね。

 

また、12ハウスにある金星と、

6ハウスにある海王星も

互いに影響し合っています。

 

12ハウスと海王星は、ともに

無意識や深層意識に大きく関わる

ハウス・天体です。

 

今回の新月では、

魂の深い意識が感じ取るものに目を向けて、

新たな目標に向かったり行動を起こす指針に

していくと良いと思います。

 

また、社会的な事柄に関しては、

2ハウスにある蠍座の水星と8ハウスにある

牡牛座の天王星の緊張した関わりが

ちょっと気になるところです。

 

2ハウスと牡牛座は、

ともに経済や金融などに関わり、

水星は商業活動や取引などを表します。

 

8ハウスは他者の所有物やお金にも関わり、

天王星はデジタル的なことを表すので、

先日問題になったドコモ口座の不正引き出し

のような問題は、今後も起こりやすいと

考えられます。

 

6月28日に火星が牡羊座に入って以来、

来年1月6日までの約半年間もの長い間

牡羊座に入り続けます。

 

火星は普通、一つのサインに2か月くらいの

滞在ですから、半年はかなり長いです。

 

しかも火星は本来のサインである牡羊座に

入っているわけですから、

火星のパワーが凄まじいのです。

 

牡羊座の火星は、新しい技術を作り出したり、

時代に先駆けるパワーがありますが、

一人で先走り過ぎると、

周りが全く追いついていけない状況にも

なります。

 

デジタル通貨やキャッシュレスなど、

新しい経済の仕組みなどは特に問題が起こり

やすいでしょう。

先走り過ぎると、世の中の人々の反発や軋轢

も招きやすくなります。

 

また、システムも不完全な状態にもかかわら

ず無理に押し進めれば、すぐにほころびが

出てくることにもなるでしょう。

 

4ハウスの山羊座の木星・冥王星・土星の

コンビネーションによって、

新しい試みにはきちんとした調整が

求められます。

 

天秤座の太陽・月に関わることなので、

洗練された仕組みや整備が重要であること、

またそれがたくさんの人々によって

「歓迎される」

「受け入れられる」

ということが重要のようです。

 

この新月のパワーを使って、

ぜひご自身の中でも、調整すべきことや

新たなチャレンジについて

考えてみてくださいね。

 

 

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