橘美由紀|占星術・タロットカウンセリング

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2021年春分図を読む

 

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日に日に春めいてきましたね!

 

さて、今日は春分です。

 

四季図の有効期限は、

次の四季図までの3か月間ほどの間と

言われていますが、

春分図は特別で、

翌年の春分までの一年間を表すとも

考えられています。

 

昨年水瓶座で、木星と土星の

グレートコンジャンクションが起き、

今後200年以上に渡る「風の時代」が

スタートしました。

 

風の時代に入ってから、

今回が初めての「春分」になります。

 

そういう意味でも、

今年は特別な春分となりそうです。

 

それではさっそく

今回の春分図について見てみましょう。

 

 占星術では、太陽が牡羊座の0度にくる

「春分」を「物事のスタートの地点」として

とらえています。

 

そのため、いよいよ、

「風の時代が本格的にスタートをきる」

という時節を迎えたことになりますね。

 

今回の春分図の大きな特徴は、

先日3月13日に起きた魚座の新月図と

非常によく似た配置であるということです。

 

次の図は、2021年3月13日魚座の新月図です。

 

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(2021年3月13日魚座の新月図)

 

 

そしてこれは、今回の春分図。

 

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 (今回の2021年3月20日春分図)

 

 

13日の新月図と今回の春分図を

見比べてみるとわかると思いますが、

二つのホロスコープがとても似たような

配置になっているのが分かるかと思います。

 

今回の春分図では、

月はすでに双子座へ移動していますが、

6ハウスには太陽・金星、海王星、

そして今回は水星の4つの天体が

入っています。

 

4ハウスに冥王星と土星、

5ハウスに木星という配置も同じですね。

 

7ハウス~8ハウス付近には天王星、

8ハウス~9ハウス付近には火星が見えます。

 

そういうわけで、

先日の13日に起きた魚座の新月の特徴が

私達に再確認を促すかのように

 現れているのが今回の春分なのです。

 

春分の牡羊座の太陽とぴったり

寄り添っているのは金星です。

 

この金星はアセンダントの天秤座の

支配星でもあります。

13日の新月でもアセンダントが

天秤座でした。

 

今回の6ハウスで太陽と金星の

コンジャンクションが起きていますが、

仕事上においてのパートナーシップや

ご縁などがもたらされるイメージでも

あります。

 

アセンダントが天秤座ですから、

7ハウスの入り口であるディセンダントは

牡羊座になります。

 

この1ハウス・7ハウスという軸、または

牡羊座・天秤座という軸が

前回の新月から重要なメッセージを

含んでいるようにも感じられます。

 

今まで一人で活動されてきたような方も、

この春分の頃くらいから、

誰かと組んでお仕事をしてみたり、

また、どこからかお声がかかったならば、

躊躇せずにとりあえず話を聞いてみる、

などを心がけていると、意外に上手くいって、

今後の発展につながっていく可能性も

考えられます。

 

魚座に天体が多いので、

展開はゆっくりかもしれませんが、

迷い過ぎて優柔不断に陥ってしまわないよう

気をつけたいところです。

 

迷っているうちに、

チャンスの女神が通り過ぎてしまう、

という可能性もあるからです。

 

月と火星はスピーディーな双子座ですから、

月(ツキ)を逃さないように、

「良いな」とピンときたものは、

ためらわずに決断を下しましょう。

 

もちろん、自分の心が「違うな」と感じたら

はっきりと断る姿勢を大切にして下さいね。

 

断るのも受け入れるのも先延ばしせずに、

その時々の直感にしたがって素直に、

そして素早く決断すると良いと感じます。

 

双子座はノリの良さが一番ですから、

興味を感じるものであれば、

あまり深刻に考えすぎずに

気軽にチャレンジしてみましょう。

 

また、この火星は水瓶座にある土星と

調和的なトラインをとっています。

 

「やってみたい」と思うようなことや

何か良いお話が来たなら、

経験を積み上げるような気持ちで

頑張ってみましょう。

 

この一年を通じて経験することは、

後で必ず自分自身の確かな力となって

活きる時がきます。

 

そして、やはり今回は

先日の新月図と同じメッセージが

現れていると思いますので、

6ハウス的な整理整頓や、

浄化というものも意識してみましょう。

 

今回は春分の太陽とともにある

金星のサビアンシンボルを

見てみたいと思います。

 

金星は魚座の28度、サビアンシンボルでは

1度足して魚座の29度になり、

 

「プリズム」

 

です。

 

サビアンシンボルの中でも

29度の度数というのは、どのサインでも

 

「不要なものは捨て、必要なものだけを残す」

 

という荷物整理に似たような意味を持ちます。

 

先日の新月から引き続いているテーマに

ぴったりのシンボルですね。

 

テーマはやはり「整理整頓」「浄化」です。

それが済んだうえで、

新しい段階に進むことがテーマのようです。

 

「プリズム」は、一つの光が七色に

分光する様を表していますが、

一つの原点となるものから、

多様的に物事が発展していく様を

表しています。

 

今まで自分自身が経験してきた事や

人間関係など、全てを一旦見直して

不要なものと必要なものを整理しつつ、

新たにここからもう一度スタートを切る

というイメージです。

 

自分自身がクリアになればなるほど

自ら発光する光もクリアになっていき、

様々な物ごとや関わる人々へと

その光を浸透させていくことができます。

 

そして、今まで行ってきたことが

一つのことだけではなく、

様々な方向性へとつながっていくことを

感じられるのではないかと思います。

 

一例をあげるならば、

今まで会社で経理の仕事一筋で

頑張ってきた人が、仕事をやめて

自らお金の管理の仕方を教える

講座を開いても良いですし、

お金にまつわる人々の悩みを聞いたり、

解決に導くカウンセラーになったりしても

良いのです。

 

あなたが頑張ってきたことが、

もっと違う形でも活かされることに

気づいたり、

実際に新たな活動に着手するように

なるかもしれません。

 

この春分は、

そのようなきっかけを見つけるのに

とても良い時節になるでしょう。

 

もしも今、あなたが今までとは何か

違う道を探しているのだとしたら、

今まで頑張ってきたことの中から、

ほんの少しだけ見方を変えて、

何か違う方向へと結び付けられないか

どうかを考えてみてくださいね。

 

すぐに見つからなかったとしても、

これから一年間くらいの時間をかけて、

ゆっくり探してみましょう。

 

あなただけにできることが

きっとあるはずですよ。

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